専門店で教えてもらったおいしい紅茶の淹れ方

美味しい紅茶を淹れるための重要ポイント

水は水道水でOK

水道水の平均的な硬度は60mg/Lなのでそれをベースに考えていきます。
クリンスイなどの浄水装置をつけておくとなお良いみたいですがなくても問題ないみたい。
ただし、沖縄などの一部地域では硬水に近いところもあるようです。
注意すべき点はお店に売っているナチュラルミネラルウォーターで加熱処理のものは酸素含有量が少ないためおいしい紅茶に向かないということです。

詳しい科学的な話はこちらの資料をご覧ください
https://repository.exst.jaxa.jp/dspace/bitstream/a-is/18977/1/62080026.pdf

強火で95度まで沸騰

紅茶の成分を短時間で十分に抽出するためには95度まで沸騰させること。
沸かしすぎは水分中の酸素濃度が低下するので注意が必要です。
強火で1cmぐらいの大きな泡が出る状態が95度の目安です。

茶葉をジャンピングさせる 

茶葉をジャンピングさせるために95度の沸騰寸前のお湯が必要なんです。
茶葉が上下に移動して

蒸らし時間は正確に

蒸らし時間は少し違うだけでも紅茶の味はかなり変わるので正確に時間を計ります。
まずは自分の好きな味になる茶葉の量と淹れる時間をしっかりと調べて調整してください。

賞味期限

おいしい水だし紅茶を作るための重要ポイント

水は硬度が低いほうがいいが低すぎてもダメ

こちらも水道水で全く問題ないそうです。
水道水の平均的な硬度は60mg/Lなのでそれをベースに考えていきます。
水道水かミネラルウォーターで普通の人がわかるほど味に違いがでるのか調べていきます。

ミネラルウォーターを使うなら非加熱

煮沸処理したナチュラルミネラルウォーターだと酸素含有量が少なくなるためろ過フィルターのものを探します。
この条件を満たすペットボトル入りのお水を探してみました。
日本初の世界自然遺産、白神山地の湧き水を、こだわりの非加熱製法でボトリング。
その為、水に溶け込んでいる酸素や二酸化炭素は自然のまま。
さらに、硬度はわずか0.2ml/Lの超が付くほどの軟水。
まろやかでやわらかな飲み心地をご体感ください。常温でもおいしくお飲みいただけます。
また、超が付くほどの軟水は素材を際立たせ、コーヒー、紅茶、水割り、ご飯、お料理をより一層おいしくします。あなたの日常に、白神の湧き水を是非。

今回は近所のKOストアで一番硬度が低い水を買ってきました。
これを水道水の水出し紅茶と比較してみます。
2L(硬度10mg/L、pH7.1)非加熱ろ過のナチュラルミネラルウォーターが70円と非常に安かったんです。
世界遺産・尾鷲路・熊野古道水は、天然水を精密フィルターで非加熱濾過したより自然に近いナチュラルミネラルウォーターです。

アマゾンでも他のミネラルウォータよりずいぶん安い。

これに世界3大紅茶の一つ、スリランカのウバ茶(アールグレイ)を使って水出し紅茶を作っていきます。
ウバ(Uva)は、スリランカのウバ州の高地で生産される高級茶であり、ダージリン、キーマンと並び、世界の三大紅茶の一つに数えられる。セイロンティー(スリランカ産の紅茶)において、最も標高の高い地域で栽培されるハイグロウンティーに区分され、中でも、香りと風味がしっかりしたウバ茶はその代表格をなすものである。
ウィキペディアから引用
50gで900円した高級品?だけにセイロンティーで一番高級な部類の紅茶ということですね。
さらに高級品だけあって天然ベルガモット使用と書いてあります。

では、コストについて考えていきます。
1杯130ccに対して茶葉を1.2g使うので21.6円かかります。
2Lだと茶葉だけで330円(18.5g)、これにペットボトルのお水が70円ですから合わせて400円。
普通のペットボトルの紅茶だとOKストア計算で3本ぐらい買えちゃいます。
これで普段飲むペットボトルの3倍おいしい紅茶を作ることができるのでしょうか。

水道水で作る場合は茶葉だけなので330円になります。
これでもペットボトルの紅茶で2.5本分になります。

茶葉投入

抽出中1時間

葉っぱは取り出す

自分好みの味になったらすぐに茶葉を取り出します。
時間がたてばたつほど渋みが出てきます。

賞味期限

当然ながら、より早く飲むほうが良いですが開封後は2ヶ月以内に飲みきるようにしましょう。
保存方法は直射日光を避けて常温で保存し、ジップロックなどを使って空気に触れないように袋の中の空気はできるだけ抜いてください。

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